ICOはいいところばかりではない!メリットとデメリットの両面を紹介

何事も、いいところばかりなんて事はあり得ません。

ICOは手間もかからず、多くの人から資金を調達する手段という素晴らしい方法に見えますが、実はそんな事はなく、もちろんデメリットやマイナス面もあります。

ここでは、メリットとデメリットについて改めて整理していきたいと思います。

ICOのメリット

ICOの最大のメリットは、そのスピード感だと思います。

通常、この手の方法では株式発行だったりとても審査が厳しく、しかも手間と時間とコストがかかっていたのが現状です。

しかし、ICOではコストをかける事なく、しかも短い時間でこの資金調達を実現する事ができます。

どれくらい早いかというと、株式発行では株式を発行することを決めてから、実際に発行されるまでにとてつもない時間と労力をかかってしまします。

当然、上場できるとメリットも大きいのでその労力をかけてでも実際に行うわけですが、多くの体力がない企業はそんなことをしているよりビジネスに集中していた方がリーズナブルな選択となってくると思います。

そのため、ICOの上場にとってもやはり大きな体力のある企業の方が有利に働く面はあります。

しかしながら、実際の株式の発行とは違ってそのコストと時間のかかる割合はとても小さく済むので、比較的小さい事業者でもこの方法を利用する事ができます。

これがICOの最大のメリットと言えます。

ICOのデメリット

一方で、ICOにはもちろんデメリットはあります。

しかも1つではないでしょう。

その中でも1つ、大きなものは仮想通貨というならではの目に見えないものを扱うという点でしょう。

これは、目に見えない事が最大のメリットでもあるのですが、裏を返すとやはりデメリットにもなってしまいます。

なぜかというと、目に見えないとそれだけ対策が難しく、また法の規制や人々の感覚までもがなかなか追いついて行かないという実情の難しさがあります。

当然、それはお金の価値をもっているわけなので実際にみんなが価値を信じ、紙切れ1枚やデータ1bitだけでも人々がそれに価値を感じる事さえできれば言い訳です。

※実際にはデータ1bitなんて事はあり得ませんが

そう言った意味で重要になってくるのはやはり、人々の感覚の問題が最後に最大のネックとして残ると私は考えています。

いくら法律が追いついたとしても、人々がなんか気持ち悪いな、、とか、なんか使いたくないな、、なんか悪い事してるみたい、、なんてことを考えてしまったら、そのサービスはまず続かないでしょう。

大事なのは、やはり倫理観から言ってもそのサービスを使う事が正しい事である、と人々に教えることにあります。

でないと、マクロ的に見るとやはりユーザ数としては伸び悩み、そのサービスは頓挫することになってしまうと思います。

ICO最大の敵、ハッキング

そして忘れてはならないのが、ハッキングによる被害でしょう。

これは、コインチェックのネム流出事件や世界各国でのハッキング被害、マウントゴックスのハッキングなど、、例をあげればキリがありません。

それだけ、やはり目に見えないものを扱うのは難しいのです。

キッチンで扱うガスに匂いがつけられてガスが漏れていることを察知できるようにしているみたいに、やはり何らかのマーキングをつけて漏れやハッキングが起こっていることを検知できるようにしないといけないのです。

こう言った仕組みはまだ実用化段階ではありませんが、今も研究機関がしのぎを削って頑張っているため、そのうち我々の使える範囲にまで普及するかもしれません。

こう言ったハッキングの被害を物理的、理論的にゼロにしないうちは、やはりその通貨の普及は難しいと思います。

やはり中央の役所がしっかりしてないと、何となくその通貨は頼りなく見えてしまうからです。

今後の研究機関の成長に期待しましょう。