フィンテックのセキュリティ事情

悪失業者に注意!ICOで被害に合わないために気をつけておくべきこと

今まではICOのメリットやデメリット、そして資金の安全な保管方法などについて紹介してきました。

ここでは、少しタイプの変わった、ICOをうたった詐欺を行う業者について紹介します。

悪失業者が最近は増えてきているので、ぜひ注意してください。

ICOで被害に合わないために注意すべきこと

ここでは、いくつか事例を交えながら、気をつけるべきポイントについて説明していきたいと思います。

送金詐欺について

まずは1つ目として、よくある事例が送金詐欺です。

これは、偽物のサイトを作り、そこに口座を作らせてお金を入金させて、そのお金を盗んでしまう、という手口です。

これは非常に一般的に行われる詐欺手口で、アメリカの調査によると被害額は数百億円にもおよぶと言われています。

やはり被害の金額がかなり大きいですね。

振り込め詐欺とは桁違いです。

振り込め詐欺も似たようなもので、結局は普通は振り込んでいけないサイトや口座に騙して振り込ませる、、という手口は全く同じです。

サイトの中身をちゃんとチェックしよう

この手口に合わないためには、やはりそのサイトがしっかりした会社が作ったものなのかはちゃんと見極めましょう。

会社の社長は誰か、電話番号、住所は公開されているか、などを1つずつチェックリストを作って見てきます。

場合によっては、その電話番号に電話をかけたり、googleマップなどで、実際に存在する住所か、等を確認しましょう。

また、場合によっては正規のサイトでもハッキングによってサイトが乗っ取られ、情報を抜き取られてしまうケースも多発しています。

こうなってくると、なかなか一般ユーザとしてはどうしようもできませんが、唯一できる対策としては、できるだけセキュリティを頑丈にしたウェブサイトや会社を利用する、以外に何もできないのが悲しいところですね。

SNSを利用した詐欺も多発

最近はTwitterやFacebook等のSNSも流行しています。

これらには、直接メッセージを送るようなダイレクトメッセージ機能もあり、その便利さは素晴らしいのですが、悪失業者の手に掛かるとこれも情報を流す手として利用されてしまいます。

ICOを今度するから、資金を投資しませんか?とか、ICOに興味ありませんか?などというメールが横行するようになってしまいました。

もしかしたら、読者の方もこれらのメールを目にした方も多いかもしれません。

これらは絶対に返信せず、無視するのが一番です。

これらに返信してしまうと、少し興味あるのかな?と捉えられ、その後もしつこくメールがくるようになってしまいます。
くれぐれも、邪魔だなという気持ちをグッと堪え、あくまで無視する事に徹してください。

まとめ

ICOはインターネットが普及した現在、とても便利な資金調達手法です。

しかしその一方で、ハッキング被害や詐欺被害に合いやすいのも事実です。

資金を取られた後に気づいても遅いので、くれぐれも自分のお金を振り込む前に、その会社の素性がどうか、被害に合っている人がいないかは必ず確認しておきましょう。

最後に、自分の身を守るのは自分しかいませんので。

最低限これだけはやりましょう!ICOで被害に合わないためのセキュリティ対策とは

ICOは危険と隣り合わせであり、セキュリティ対策がしっかり取られていないとコインチェックのネムのハッキング事件の二の舞にもなりかねません。

仮想通貨やICOは利便性と隣り合わせで、物理的な制約がないからこそ数十億円のお金での被害は十分に起こりえてしまうものなのです。

ここではどのように対策を取ればいいの?という点について紹介していきます。

これだけは守って!ICOのセキュリティ対策

例えICOで資金調達に成功したとしても、それに満足してはいけません。

それは、ある意味でまだあなたのお金にはなってないのです。

これはどういう意味かと言うと、あなたの口座に安全に保管できていない以上は、いつ盗まれてもおかしくないので自分のモノとは言えないからです。

給料を銀行の窓口でおろし、裸で100万円を持って帰ったとしましょう。

そのお金はあなたのお金でしょうか?

それはイエスでもあり、ノーでもあります。

その帰路の途中で泥棒がいたとすると、あなたのお金は容易に盗まれてしまいます。

コールドウォレットを使う事

それではどうして保管するかと言うと、通常はコールドウォレットと呼ばれるものを使います。

これはホットウォレットと反対する言葉で使われており、コールドとホットの違いです。

ここで何が熱いか寒いかと言うと、インターネットにつながっているアクティブな状態をホット、つながってない状態をコールドと呼びます。

この呼び方は最初に聞いたときは全く意味が分からず、とても奇妙なものに感じていました。

しかし、慣れてしまえば覚えるだけなのであまり深く考えずに、こう言う者という事で覚えておいてください。

あとは、紙ベースで管理するペーパーウォレットなんてものもあります。

コインチェックはホットウォレットで管理していた

ネムの流出で知られるコインチェックは、ホットウォレットで資金を管理してしまっていました。

今思うと、何でそんな危険なことを?と考えてしまいますが、当時はそこまで徹底されていなかったのは事実です。

それまでほとんどハッキング被害がなかったため、経営者としても油断をしていたのでしょう。

しかし、社長がこんなように甘い管理をしていては、やはりそこで働く社員たちにとってはたまったものじゃありませんよね。

トレードオフなのでうまく使おう

コールドウォレットはセキュリティ上は安全ですが、やはり実用的には使い勝手が悪いというデメリットがあります。

一方で、ホットウォレットはセキュリティについては甘いですが、いつでもお金を引き出せる使い勝手の良さがあります。

普段どちらで扱うかどうかは、そのやりとりの頻度や、セキュリティについての考え方など、いろんな条件をトータルで判断して決める必要があります。

どちらがいい悪いではなく、その人の好みがあるため時と場合に応じます。

運用の手間とコスト、セキュリティを考慮して考えましょう。

迷った場合は、まずはコールドウォレットで作っておき、慣れてきたら少しずつホットウォレットで運用する、、という方法をオススメします。